[諦めない女] 桂望実

[諦めない女] 桂望実
ちょっと待っていてね。
そのちょっとの間に6歳の沙恵は誘拐されてしまう。
その物語を書く、という体で取材形式で語られていきます。
それでその子はどうなったの?
というじれったい第一章。
第二章になっていきなり18歳になった沙恵のインタビューになります。
びっくりしましたよ。
そしてその誘拐がただの個人的な誘拐ではなかったという事実。
子供を失った人の話しときたら涙は必須だと分かってはいましたが、泣ける所ばかりでした。
父親も沙恵を愛していたけれど仕事に逃げ、そして一日何もしない妻とは一緒にいられないと思ったのは仕方がない。
7年は心が壊れてしまうのに短くない時間です。
タイトルは母親の事じゃなく沙恵の事だったんだなと思いました。