名作の力

一度見たテレビドラマは二度目は見ないものですが、何気なくテレビで「白い巨塔」をところどころ見ました。
このドラマの不思議なところは、主人公の財前が自分勝手な人なのに憎めないところですね。
完全に嫌な奴だから正反対の里見の方が良い先生です。
普通なら里見を主人公にするべきところなのに、応援するべき主人公が嫌な人。
珍しくないですか?
教授になりたくてもがくところは、なんでそんなになりたいのは理解できません。
名誉はあるけど教授を目指す様は哀れでもあります。
最後は自分の行動によって破滅する彼がやはり可哀想に思います。
医療ミスで殺された人や家族の方が気の毒なのに、なんでなんでしょうかね。
お亡くなりになった作者の力はこのへんにあるような気がします。